2022年2月21日

東京学芸大学附属学校(竹早地区)をフィールドに行われている「未来の学校みんなで創ろう。プロジェクト」※1 公開研究会が1月21日に実施され、株式会社JMC(本社:東京都港区、代表取締役社長:坂本憲志)が研究発表を行いました。今回の公開研究会には、多くの小中学校、大学の教育関係者が参加しました。

JMCは2017年から、竹早地区の竹早中学校へICT支援員サービスを提供しています。授業準備などをサポートする中で、先生方が学習指導案を作成する際の課題に注目し、参考となる指導案を提示できるような仕組みを企画、学校へ提案しました。その後「未来の学校みんなで創ろう。プロジェクト」内で<教育者の力量開発とチーム化の促進>の研究として認可され、今回の公開研究会で中間報告を行いました。

東京学芸大学附属竹早中学校とJMCが研究している内容は、大きく2つです。

1.「 話し合い活動の見える化」については、話し合い活動の録音と、文字起こしの自動化を進めています。
2.「 AIによる指導案の分類」については、先生が授業内容のことなどを相談できるようにするために、回答に必要な情報をどのように蓄積するか、指導案の分類方法を検討しています。

公開研究会の参加者からは「話し合い活動で同時に発言した子供たちの声を把握したい」「教員の能力を支援できるAIがあると良い」などの声が上がりました。
これらの意見も踏まえて、JMCと竹早中学校は研究を進め、最終的には「先生の相談役としてのAI」の実現を目指します。

※1「未来の学校 みんなで創ろう。プロジェクト」は、東京学芸大学、企業、教育委員会が連携して進めているプロジェクトです。プロジェクトビジョンは「好きに、挑む」。子供が「好き」をみつけ、「好き」に挑めるような、未来の学校づくりに取り組んでいます。

会社概要

  • ・社名:株式会社JMC
  • ・本社:東京都港区浜松町1-30-5 浜松町スクエア
  • ・代表取締役社長 坂本 憲志
  • ・資本金:1億円
  • ・ホームページ:https://www.jmc-edu.co.jp/
  • ・事業内容:
  •  学校教育市場における各教育機関に対する教育のIT化推進事業
  •  製品・サービスの開発・販売事業
  •     教育専用クラウド「and.T®(アンドティ)」の開発、販売
  •     学校情報セキュリティ支援ツール「Hardlockey®(ハードロッキー)」の開発、販売
  •     協働型情報セキュリティ校内研修支援ソフト「リスク脳®トレーニング」の開発、販売

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