2021年8月1日

負荷がかかる事務作業をICT化で改善

一人1台端末を活用すると、学習活動の充実だけでなく、事務作業などの負担軽減が期待できます。

●負担軽減できること
 「テストの採点」 デジタル教材の利用による自動化
 「授業の準備」 教材データの共有による時間短縮


事務作業をICT化すると、業務の効率向上や円滑な情報共有が可能になります。

教育委員会や学校でよく行う作業を例に、負担を軽減できる方法をご紹介します。

一人1台端末で業務効率化

Excel集計表を活用して、教育委員会での作業効率を上げる

新体力テストの結果集計を例に挙げると、埼玉県や福岡県ではExcel集計表を統一し、ホームページで公開しています。

●Excel集計表の統一で得られる効果
 ・教育委員会での集計が簡単
 ・集計用紙の管理が不要


Excel集計表の統一により、すぐに集計作業を始められます。
ただし、データ回収や結果の印刷をする必要があります。

一人1台端末を活用すると、教育委員会でも学校でもより多くの負担を軽減することができます。

Excel集計表の例

一人1台端末を活用して、データ回収、集計、分析を自動化

茨城県では一人1台端末を生かして、新体力テストのデジタル集計ソフトを使っています。

●デジタル集計ソフトの導入効果
<教育委員会>
 ・データの回収、集計が自動でできる
 ・学校単位やエリア単位の分析結果が自動で表示される

<学校>
 ・測定結果をExcelに転記する負担がない
 ・記入用紙や測定結果の印刷、配付の必要がない


いくつかの作業が自動化でき、教育委員会と学校で負担を軽減することができます。

児童・生徒が端末からデータを入力するだけで全ての作業が完結

一人1台端末で、業務負担の軽減と子供たちの学習活動の充実を図る

デジタル集計ソフトは、子供たちの興味・関心を引きつける機能も備えています。

●デジタル集計ソフトで他にもできること
 ・測定結果の即時フィードバック
 ・過去の自分とのデータ比較
 ・学校やエリア単位でのデータ分析

負担のかかる作業の見直しのために、一人1台端末を活用することができます。

新体力テストなどのデジタル集計ソフトの導入も検討してみてはいかがでしょうか。

Excel集計⇔集計ソフト比較表。最適な業務効率化を検討しましょう。