2021年8月1日
7月13日に文部科学省が、一人1台端末の積極的な活用に向けた取り組みについて通知しました。
端末を日常的なツールとして活用することを見据えて、端末の本格運用開始と活用促進に努めることが
求められています。
そこで、運用や活用を進める上で事前に備えておきたい①物理的なトラブル、②授業中のトラブルについて、
対応策とポイントをご紹介します。
端末を日常的なツールとして活用することを見据えて、端末の本格運用開始と活用促進に努めることが
求められています。
そこで、運用や活用を進める上で事前に備えておきたい①物理的なトラブル、②授業中のトラブルについて、
対応策とポイントをご紹介します。
①物理的なトラブルに備える
トラブルを防ぐ・最小限にするための対応
端末を活用する際、故障などのトラブルは付き物です。
以下を参考に、トラブル対応方法の設定や見直しを行い、教職員、保護者、児童・生徒に共有しておきましょう。
さらに、宿題や課題をするために端末を持ち帰ることも想定して、端末を家庭に持ち帰る際のルールを作成・共有しておくと安心です。
以下を参考に、トラブル対応方法の設定や見直しを行い、教職員、保護者、児童・生徒に共有しておきましょう。
【端末の管理方法、トラブルの問い合わせ先・相談先】
トラブルシューティングのヘルプデスク、コールセンターなど
【故障・破損・紛失・盗難などの対応手順、連絡先】
修理、代替機、補償の考え方など
【貸与された端末等を大切に扱うためのルール】
落とさない、濡らさない、保管方法など
トラブルシューティングのヘルプデスク、コールセンターなど
【故障・破損・紛失・盗難などの対応手順、連絡先】
修理、代替機、補償の考え方など
【貸与された端末等を大切に扱うためのルール】
落とさない、濡らさない、保管方法など
②授業中のトラブルに備える
授業を止めないための準備と共有
教職員に対しては、不測の事態の発生時に、授業への影響を最小限にするための対応策を想定しておくよう伝えましょう。
そのために、以下の手順を教職員に示しておくことも重要です。
さらに、簡易な端末利用ガイドや活用支援に関するウェブサイト、詳細なマニュアルなどを、必要なときに参照できるよう事前に整備しておくと、スムーズなトラブル解決につながります。
そのために、以下の手順を教職員に示しておくことも重要です。
●一部の端末が使えなくなった場合の予備機の貸出し手順
●クラウドやネットワーク障害が生じた際の問い合わせ先や対処の手順 など
●クラウドやネットワーク障害が生じた際の問い合わせ先や対処の手順 など
端末を日常的なツールとして活用するために
必要な準備を進めましょう
端末の運用や活用を円滑に進めるには、児童・生徒が安全・安心に端末を活用できる環境を整えることが大切です。
端末のトラブルに対応したり、一括で設定したりするためには、ヘルプデスクやMDM(※)などを導入することも有効です。
MDMなどの運用は専門知識を持つ外部事業者に依頼すると、より安全で効率的に運用することができ、学校や教育委員会の作業負担も軽減できます。
端末の運用方法を改めて検討してみてはいかがでしょうか。
端末のトラブルに対応したり、一括で設定したりするためには、ヘルプデスクやMDM(※)などを導入することも有効です。
MDMなどの運用は専門知識を持つ外部事業者に依頼すると、より安全で効率的に運用することができ、学校や教育委員会の作業負担も軽減できます。
端末の運用方法を改めて検討してみてはいかがでしょうか。
※ MDM:モバイルデバイス管理。複数の端末を一元管理する仕組みのこと。
関連情報
文部科学省 7月13日「(事務連絡)GIGA スクール構想の下で整備された1人1台端末の積極的な利活用等に向けた夏季休業期間中における取組について」(PDF:1.3MB)