特集一人1台端末の活用と新しい学びのカタチ
「各省庁が新サイト開設！事例や教材を公開」

文部科学省は「StuDX Style（スタディーエックス スタイル）」 というWebサイトを開設しました。
クラウドや一人1台端末の活用に関する事例を5つの活用シーンに分類して公開しています。
例えば、活用シーン「GIGAに慣れる」では、導入当初の対応として毎週1回15分間、端末の基本操作やタイピング練習に取り組んだ「ICTタイム」帯学習でスキルアップなどの事例を掲載。
その際に設定した目標や準備物、アドバイザーからのコメントなども事例にまとめられており、印刷用PDFもダウンロードできます。

「StuDX Style」には、導入当初に活用できる事例以外にも、一人1台端末を活用してより質の高い授業を行った
事例や、学校と保護者間の手続きを効率化した事例なども公開されています。
その他にも、活用段階に合わせて参考にできるさまざまな内容の事例が用意されています。

経済産業省は、「STEAMライブラリー」というWebサイトをプレオープンしました。
いつでも視聴・活用できる動画教材や閲覧・ダウンロードできる指導案モデルなどが掲載され、教師向けの「学び方／教え方ガイド」の配信も予定されています。
大学や企業も参画するコンテンツはSDGsに関連づけられており、子供たちにも身近な生活課題や社会課題などがテーマです。学習指導要領の教科・単元にも紐付けされています。

新しい環境での学びが本格的に始まる来年度以降も、学校の在り方や子供たちの学びは急速に変化していきます。
このような、さまざまな変化に対応するためにも、GIGAスクール構想で導入した機器を効果的に活用する参考にしてみてはいかがでしょうか。