専門スタッフが、受講者に合わせた講義やワークショップを行います。インターネットトラブル事例や最近の傾向を交えながら、専門のスタッフがポイントを解説します。

教職員向け情報モラル研修

「どうやって指導すればいいのか?」「子供たちのほうが詳しい」ネットいじめとリアルのいじめ、関連性はあるのか?食事中や入浴中もスマホを手放せない…ネット依存の実態とは?家庭と学校それぞれの役割は?その情報、本当に書き込んで大丈夫?
コツをつかめば情報モラルの指導は難しくありません。

初めての先生でも簡単に理解でき、明日から授業で使える「実践的な研修」です。インターネットトラブルの事例・傾向を解説し、
指導のポイントと教材をご紹介します。ワークショップでは授業の略案を作成します。

講義形式の例(30~60分)

① ネットトラブル事例と傾向

便利なメッセージアプリにはどんな落とし穴があるのか。飲酒や喫煙の自慢をネット上でつぶやき大問題に。最近のトラブル事例の傾向を解説します。

② 情報モラル指導のポイント

どの教科で何を教えたらよいか。教材はどこで見つけられるか。明日から授業を行うための役立つ情報をお伝えします。家庭への情報提供のポイントも。

ワークショップの例(30分~60分)

① トラブルの原因を分析

個人情報を安易に書き込む原因は?メッセージのやり取りからなぜケンカに?事例からトラブルの原因を分析し、「心を磨く」ことの重要性を考えます。

② 情報モラル授業の略案作成

テーマを決めて授業略案を作成します。知っておくべき「ネットの特性」、「子供に身に付けさせたい態度」に着目しながら、授業の展開を話し合います。

少人数ならワークショップ中心、100名以上の大人数なら講義形式といったように、30分から120分まで、実施会場や受講人数に応じて研修内容をカスタマイズできます。

研修例

  • 所要時間:90分(講義45分+ワークショップ45分)
  • 想定参加人数:50名
  • 実施場所:学校、教育委員会など(ご相談に応じます)
  ねらい 内容 時間
1 ネット上の「危険」を具体的に知る
子供の状況を知り、課題を認識する

[ 講義 ] ネットトラブルの事例と最近の傾向

  • サイバー犯罪統計
  • インターネットトラブル事例
  • メッセージアプリやSNSの落とし穴
  • バイトテロ?不用意な情報公開による炎上   など
30分
2 指導のポイントを理解する

[ 講義 ] 情報モラル授業のポイント

  • 情報モラル授業の基本的な考え方
    「知識を身に付ける」「心を磨く」
  • どのように指導するか
  • 教材紹介
15分
3 授業の組み立て方を実践から学ぶ

[ ワークショップ ] 情報モラル授業の略案を作る

  • 3~6名程度のグループで、授業の略案を作成する
  • 題材を選択
  • 教材を選択
  • 授業の「導入」~「展開」~「まとめ」を組み立てる
  • ワークシートにまとめ、全体に発表する
45分
  • ※上記は研修の一例です。必要に応じて研修時間・内容はカスタマイズできます。

児童・生徒向け、保護者向け情報モラル講座

児童・生徒、保護者、それぞれに合わせた
情報モラル講座を実施します。

「保護者への正しい情報提供が難しい・・・」「専門家として子供たちに直接伝えてほしい」そんな声にお応えし、安全で賢い情報活用に役立つ内容をご紹介します。子供たちにはネットを賢く活用するための心構えと、危険を正しく認識することの重要性を、保護者の方には子供を見守り、子供たちが何をしているか把握することの必要性を、事例を交えながら解説します。

児童・生徒向け

「インターネットのマナーと安全な情報活用」

  • SNSによるつながり依存
  • 情報公開は慎重に
  • ネット被害に遭わないために
  • 相手の気持ちを考えたコミュニケーション

保護者向け

「スマホの危険と家庭のルール」

  • スマホを買う前に考えよう
  • サイバー犯罪の危険性
  • 子供と一緒にルールを決めよう
  • ペアレンタルコントロールとフィルタリング

モデル講座例

  • 所要時間:45分
  • 想定参加人数:30名
  • 実施場所:普通教室
  講座テーマ 対象 内容
1 ネット依存
ネットゲームに夢中になると・・・
小学生
  • オンラインゲームに夢中になり、やめられなくなってしまう危険について気付かせる。
  • ネット依存を扱った動画教材を視聴し、問題点はどこか、どうすればよかったかをワークシートに書き込んでまとめさせる。
  • まとめでは、ゲームに限らずインターネットとのかかわり方についての個人目標を考えさせる。
2 SNSなどのトラブル
情報の記録性、公開性の重大さ
中学生
  • SNSへ不適切な記事を投稿してしまった生徒の事例を扱った動画教材を視聴し、インターネット上の情報の記録性や公開性、投稿記事の与える影響の重大性について考えさせる。
  • インターネットを利用した情報のやり取りのプラス面とマイナス面について考えをまとめ、発表させる。
3 スマホ時代の
情報モラルと親子のコミュニケーション
保護者
  • スマホの特性を、利便性と危険性の両面から解説する。
  • 一部のアプリやウェブサイトの利用から発生しているトラブルやネットワーク利用犯罪について最近の傾向を提示する。
  • 危険を避けるためのポイントとして以下の点などを伝える。
  1. フィルタリングや安全な設定など、ペアレンタルコントロールについて知る。
  2. 普段のコミュニケーションを大切にして子供の状況に気を配る。
  3. 家庭でのルールを決め、子供たちの心を磨くようにする。
  • ※上記は一例です。ご要望に応じて、時間・参加人数・内容はカスタマイズできます。
  • ※多人数の場合、グループワークは行わず講義形式となります。

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